北九州市小倉北区の建築多能工集団ユニールテクニカ株式会社の宮本です.
今日は川人百味(せんにんひゃくみ)様オープンについて書きます.
まず川人百味とは中国では有名な四川料理のレストランチェーンです.
川人は四川省出身の人という意味で,百味はいろんな料理という意味だそうです.
この川人百味の日本第一号店が今回お店です.
北九州市小倉北区紺屋町の北九州第一ホテル一階にオープンしました.
今年4月末に初めてご相談を受けて急ピッチでプランニングと見積を並行して行って工事を進めてきました.
99%くらい出来上がったところで,中国本土から招くシェフのビザ問題などがあってオープンが延期するなどいろいろとありましたがこの度オープンにこぎつけました.
オーナーは日本で川人百味の代理店を務める王学軍さん.中国人ですが日本語堪能で飲食ビジネスの経験も豊富です.
王さんと私と現場担当の竹本の三人四脚で進めてきました.
言葉の壁はあまり感じませんでしたが,文化・商習慣の違いはかなり感じました.
やはり日本人同士のコミュニケーションとは違いますね.
逆に文化を超えて共通する人の心のやさしさに触れることができたりして違うこと・共通することの両方を認識できて良い経験になったと思います.
それでは写真を見ていただきたいと思います.
まずとても意識したことはこの大通り(浅香通)を渡ってもらうこと.
この通りの左側は歓楽街ですが,そこだけで一次会・二次会・三次会が完結してしまうので,通りの右側にまで足を運んでもらうのを一番の目標にしました.
そのために考えたデザインがこの「光の帯」です.
まず明るいということ.輝度の高いLED照明をずらっと配置してファサードを必要以上に明るく照らして健全さ・安全・安心なイメージを醸成しています.
そしてこの帯を店舗の端から端までぐるっと巻くことで,店舗を大きく見せることと,客席の多さを感じさせることを意図しています.
店内は川人百味が打ち出す新しい中華料理に合うように,落ち着いていて清潔感を感じさせるカラーコーディネイトをしました.
シルバーに塗装したスチールのスクリーンが新しい中華のイメージに合っていると思います.
約70席の店内には,宴会用の個室もありランチからチョイ飲み・忘年会などのグループ利用といった様々な利用ニーズに対応できるようになっています.
それから気になるお料理ですが,いわゆる大衆的中華料理とは違って上品な味・上品な盛り付けです.これも新鮮な驚きがあると思います.ぜひ皆様に利用していただければと思います.
小倉経済新聞さんに取材していただきました↓
川人百味様ホームページ
https://senninnhyakumi01.owst.jp/
最後まで読んでくださいってありがとうございました<(_ _)>